新型アウトランダーの燃費向上

三菱自動車がスポーツ用多目的車（ＳＵＶ）の旗艦モデルと位置付けるプラグインハイブリッド車（ＰＨＶ）「アウトランダーＰＨＥＶ」ですが、新型の燃費はどのぐらい向上したのでしょうか？


【新型アウトランダーPHEV】

従来の燃費より約８パーセントの向上でエンジンとモーターを使用する際の燃費（ハイブリッド燃費）でガソリン１リットルあたり２０．２キロになりました。
アウトランダーＰＨＥＶのハイブリッドシステムは、エンジンを使わずバッテリーの電気だけ使ってモーターで走行する「ＥＶ走行モード」エンジンで発電してモーターで走る「シリーズ走行モード」エンジンで駆動してモーターでアシストする「パラレル走行モード」－の３モードを持つ。走行状況やバッテリーの残量などに応じて、最適なモードを自動で選択されます。
　今回の改良では、ハイブリッド燃費が従来モデルの１８．６キロから２０．２キロに、バッテリーの電気だけで走行できるＥＶ航続距離についても６０．２キロから６０．８キロにそれぞれ向上しました。
実際にエアコン、冬場の環境ではＥＶ航続距離は下がってしまいますが、実際のEV走行だと４０キロ前後になるかと思います。


【新型アウトランダーPHEV内装】

発電のためにエンジンを回す場合、回転数を高くすれば短い時間で電気をためられるメリットがあるが、室内に漏れる音は大きくなる為、吸音材や遮音材の追加、振動を抑える為にサスペンションの変更など大きく見直されました。高級感を出すため、内装のインパネをピアノブラック調に変更、ステアリングデザインの変更、車体側の静粛性を大幅に向上さ、価格帯にあった高級感を演出しています。

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タグ：電気自動車